移住に向けて2度目の視察の旅⑤ アーティストが集う熊野川町
さてこれから、先輩移住者と会う予定になっている。
今回の視察の前に、WEBで先輩移住者たちのレポートを読んでいたところ、作曲家と紹介されている人がいた。
読んでみると、シンセサイザーで曲作りをしているようだ。
僕も若い頃からシンセで曲を作っていたので、「これは会わなくては!」と思い、コンタクトをとった。
そしてその方がよく出入りしているという熊野川町役場の近くにあるサンサロカフェで待ち合わせをした。
サンサロカフェでは、プロアマ問わず様々なアーティストのライブが開催されたり、色々なワークショップが行われたりする、アーティスティックな場所だ。
店のご主人もミュージシャンだという。
待ち合わせの時間の少し前にお店に入ると、オーナーである奥様がなにやらイベントの打ち合わせをしていた。
店内を見渡すと、なにやら見覚えのある民族楽器が置いてある。
しかし楽器の名前が思い出せない?
オーナーに聞いてみると、
「ハルモニウムです。ヨガをやる前の瞑想の時に使うんです」
と教えてくれた。
ハルモニウムは、インドの楽器で据置型のアコーディオンみたいな感じかな?
僕も一時期所有していた事がある。
他にもアボリジニの民族楽器、ディジュリドゥなんかも置いてある。
この楽器は、トランシーな音を出すもので、ジャミロクワイが、ライブで使ってたかな?
本物は白蟻に喰われて空洞になったユーカリの木でできているが、僕はプラスチック製の偽物を持っている。
少し遅れて待ち合わせの先輩移住者がやって来た。
いろいろと話をしていると、お店のご主人も帰ってきて、音楽の話で盛り上がった。
みんな同世代なので、なんか同じ感性の匂いがする。
本宮大社に行ってきたことを話すと
「大斎原(おおゆのはら)には行きましたか?」
と訪ねられた。
「ああ! あの大きな鳥居がある所!」
話を聞くと、もともと本宮大社はその鳥居がある川原にあって、明治時代の大洪水で流された後に今の場所に移ったそうだ。
そこはとてもスピリチュアルな場所で、細野晴臣や日野皓正など有名なミュージシャンが奉納演奏に来ているとのことだ。
大斎原には行かなかったので、次に行ったときは必ず行ってみよう。
その後先輩の家に招待された。
空き地を買い取り、家を建てたそうだ。
うちの長男の一つ上の学年になる子供が、ちょうど学校から帰って来た所だった。
仕事場であるスタジオを見せてもらった。
同じ価値観を持っている仲間と場所があることがわかり、田舎にいても僕のアーティストとしてのアイデンティティーを保つことができることを確認できた。
僕にとってこれ程心強いことはない。
.......6へ続く
2017/3/22 更新 夫のブログより転載
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