「霞ヶ関」



本日は、霞ヶ関でアルバイトだ。





向こう側には、国会議事堂が見えている。





そして首相官邸が、見下ろせる場所で仕事をしている。


ここもまた、東京を象徴する場所である。




霞ヶ関ビルは、日本で最初に立てられた高層ビルだ。


1968年当初は、日本一高いビルだったそうである。


ちなみに現在日本一は、大阪のあべのハルカス。


その次が、横浜ランドマークタワー。





子供のころ父親が、霞ヶ関ビルに勤務していたのをうっすらと覚えている。


おそらく40年ぐらい前の高度成長期といわれた時代のはなしだ。


サラリーマンで、夢を見れた時代だ。


そこそこの大学を出て、そこそこの会社に就職すれば、終身雇用で、生涯が保証された時代があったのだ。


僕の生まれた1966年のサラリーマンの平均年収は、50万円ぐらい。


そこから10年で200万円にはねあがり、更に10年で400万円バブル期には500万円まであがった。


最近では、400万円弱といったところだ。


高度成長期では、給料が、10年で4倍、更に10年で2倍になったのだ。


そりゃあ将来明るいよね。


みんな良い大学を目指して、良い会社に入る為に必死で、受験勉強したわけだ。


みんな立派なサラリーマンになるために頑張ってたんだ。





でも今は、日本経済は衰退している。


平均年収で、400万円といわれているが、400万円も貰えてる人は、そんなに多くないと思う。


そんなサラリーマンには、あまり魅力がなくなってしまった。


プレミアムフライデーの騒ぎで発覚したが、それが導入されたのは、3.7%だったという。


100人中4人しかその恩恵を受けていないのだ。


その他の会社は、そんな余裕はなく、むしろ残業しなくては仕事が追い付かない状態なのである。


僕の年代が就職活動をしていた、バブルの時期でも、サラリーマンになる気は全く無かった。


結婚して子供ができて、マイホームを買って、1日1000円のお小遣いで、満員列車に揺られて勤める事を想像すると、若い僕には「絶望」しか思い浮かばなかった。





そんな魅力のなくなったサラリーマンになるための教育が、現在でも行われている。


自分の力で食べていける為の教育に、シフトしていくべきだと思う。




春から小学生になる息子の人生は、今の時代の価値観で教育していては、取り返しがつかないことになるような気がする。




だから僕は、田舎に行く。


人もいない、何もないところから、仕事を造り出す。




その仕事がどのような規模になるのかは、縁で決まる。


僕の今まで培ってきた経験と感性が、これから出会う人と、どの様な化学反応をして、どの様なものを生み出していくのか?


楽しみである。



2017/3/18 更新 夫のブログより転載



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