震災と移住
6年前の東日本大震災をきっかけに、地方に移住を考える人が増えたという。
それまでは、リタイア組が多かったが、若者が増えているそうだ。
中でも和歌山県は「原発の無い県」として人気だそうだ。
和歌山県は、原発から100km圏内から外れ、本州、四国、九州のなかで唯一、南部の一部が200km圏内からも外れる場所がある。
まあ爆発の規模や、風向きによっては、被曝の可能性はあるけど......
放射能から逃れる為だけでなく、震災をきっかけに、人の命の儚さを知り、人生を見つめ直す人が、老若男女問わず大勢いたことだろう。
また、原発事故をきっかけに、電力の利権構造を知り、国を信用出来なくなった人も多いと思う。
僕も、チェルノブイリの事故の時に、ソ連は酷い国だと思っていたが、日本の方が酷いことに、初めて気が付いた。
利権構造は、電力業界だけでなく、教育や、医療、食品など、日本のあらゆる業界に蔓延し、日本人の尊厳を蝕んでいる。
当然他国からの信用度は下がり、経済は疲弊する一方だ。
このままでは、戦争するしか日本は生き残れない何て言う話が、公然と囁かれている。
震災をきっかけに、ここに気が付いた人も多くいることだろう。
反体制組織に属して、反対デモに参加する人もいるが、僕はそれも間違ってると思う。
憎しみからは、憎しみしか生まれない。
戦争反対と言って、戦っていたってしょうがない。
戦争賛成派と戦争するのか?
世界は歴史の中で、そういった不毛な争いを繰り返してきた。
お金の為の利権構造にまみれた世の中に、洗脳されたままでは、今後の日本は非常に危うい。
僕が移住するのは、全てのしがらみから離れ、そこから自分に何ができるのか考える為でもある。
自分達が助かる為に、世間から離れ、自給自足の生活をするのではない。
本物を見極め、それを活用する術を身に付ける。
そして本物を世の中に広めて行く。
それにお金が必要であれば、お金も稼ぐ。
お金の全てを否定するつもりはない。
お金は人類が発明した、非常に便利なツールである。
科学技術も然り。
それを全て否定して、原始時代の生活をすることも、田舎ではできるが、それも違うと思う。
子供たちの未来の為に、悪影響をもたらすものを排除して、本物だけを残す。
そして未来の子供たちに、地球に、迷惑をかけない、豊かな社会をつくり、それを広めて行く。
お金や物も大切だが、もっと大切なものがある。
それは、健全な精神である。
健全な精神を培うには、大自然に触れ、その中で暮らすことが一番だ。
逆に都会で健全な精神を保つのは、非常に難しい。
きっかけは震災だったかもしれないが、僕はこのような志(こころざし)で田舎に移住する。
2017/3/13 更新 夫のブログより転載
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