台風の大雨による洪水で避難… 息子たちとの成長(前編)
台風の夜に、近所の川が氾濫し、避難所に避難しました。
その日をきっかけに、心身ともに忙しく、色々な気持ちの整理のような時期を過ごしました。
和歌山県新宮市では、10月22日から23日にかけて台風21号の暴風域に入り、48時間雨量が50年に一度の雨量を超え、平成23年の台風12号を上回る48時間降水量の日最大値が888.5ミリという観測史上1位の大雨となりました。
自宅付近の熊野川や赤木川も増水して氾濫し、新宮市でも多くの床上浸水、床下浸水や道路に被害が発生しました。
ネットで熊野川の水位を見ると、どんどん上昇してきていたので
「いつ避難指示が発令されるかわからないから、今夜はお風呂はやめておこう」
と夫と話していました。
子どもたちに夕食を食べさせ終えると、とうとう防災新宮から避難指示の放送が流れました。
もしも朝になっても避難所から戻れなかったら困るので、非常食と着替えを慌てて用意しました。
小学1年生の誠も
「早く避難しないと! 急いで! 早く!」
と何度も急かせて怖がるし…
みんなが慌ててバタバタ準備しているのを観て、1歳のあいちゃんも泣きそうになって騒いでいるし…
自宅付近で河川が氾濫するなんて初めてのことで、周辺の状況が把握できていないので焦りました。
わたしは次男の残りのお粥を何口か食べて、とにかく明日の炊飯するお米だけは急いで用意してから、避難所に出発することに。
21時前に避難所に無事到着。
玄関から車に乗り込むときに、カッパを着ていても激しい土砂降りの雨でびしょびしょになっていたので、避難所に着いてすぐに着替えました。
わたしたちが避難した熊野川小学校は高台にあるので、体育館と和室1部屋が避難所になっていました。
和室はいっぱいになっていましたが、体育館に避難していたのはわたしたち家族4人だけでした。
避難所は他にも沢山あるから、もっと快適な避難所にいっているからなのか?
浸水の可能性がないことを見越して、避難していないのか?
長男が今年の春に入学してから通っている小学校なので、誠は安心して落ち着いていました。
広い体育館には、わたしたち以外は誰もいないので、みんなでバスケットゴールにシュートしたりして遊んでしまった…
夫は夜勤明けだったので22時半過ぎから眠っていまいた。
ところが……
広くてライトが眩しい体育館の中で、あいちゃんが大空の下で遊ぶ野生動物の子どものように大興奮!!!
あぁ~~~♪♪♪
片時もじっとしていられない~~~♪♪♪
遊び疲れて眠るかと思いきや、ちいさな身体からエネルギーがどんどんあふれてくる!
もはや、ちーっとも仮眠できる様子じゃないので、あきらめて動き回らせて置くしかなかった…
いやはや… 寒いし… 疲れた…
でも、誠があいちゃんを追いかけて連れ戻してくれることを何十回も繰り返し、ずっと面倒を観てくれていました!
誠も1時過ぎには流石に眠そうだったけど、ほんの数分しか眠らずに頑張っていました。
しかも、頼んでいないのに、帰る前には借りていた毛布を畳んで片付けてくれたんです!
台風が通過して行った0時頃からは雨も止んで、熊野川の水位は1時頃から少しずつ下がり始めました。
このまま朝まで寒い体育館のにいるのは辛かったので、夫が3時間ほど仮眠した後で起こし、夜中の2時前に帰宅することにしました。
小学校から自宅までの途中の低地は水没していましたが、幸い自宅までは冠水しなかったので、夏にできたばかりの高台の道を通って無事に戻ることができました。
高台の道は山に作った道なので、木の枝や土砂が落ちていました。
本当は、安全が確認できるまでは通行しないほうが良かったようです。
(翌日から、土砂災害で通行止めになりました)
夜中にお風呂に入ることもでき、あいちゃんはおっぱいを飲み、3時には暖かい布団で、みんなぐっすり。
ああ ほんとうによかった!
わたしもみんなが寝付いたあとにお風呂に入り、4時に布団で眠りました。
それにしても、息子たちの体力には、本当に驚いた一日でした!
お米と納豆とお野菜、味噌、梅干、胡麻、海苔などの日本の伝統的な食事には、相当の持久力を養う力があるようです♪
お読みいただきまして、ありがとうございます!
2017年11月19日の日記
長くなってしまったので、続きは後編にて…
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