純真な望みを叶えるために ~川水泳の授業の朝~
小学一年の息子が朝起きたら
「学校を休みたいぃぃ~~ 川に入りたくないぃぃ~~ まだ眠りたいぃぃ~~」
と駄々をこねた。
わたしのいつもの反応だと、こうなる。
「何言ってるの!? せっかくお弁当も作ったのに、行かないの?! もう作らないよ!」
ごちゃごちゃ言う息子に苛立って、怒ってしまう。
「えぇぇーーーもう作らないなんて、やだーーー」
足をドタバタさせて床を叩きながら、ぎゃーぎゃー騒ぐ。
「床を叩いたら、うるさいよ! いいから、早く着替えて、ご飯を食べて、支度して」
「やぁぁだぁぁぁぁぁ~~~~学校休みたいぃぃぃぃ~~~~~」
無駄な言い合いをしているうちに、出かける時間が迫ってくる。
「もう遅刻になる~~~時間ないぃぃ~~~もう遅刻になるから行けないぃぃぃ~~~~~」
ドタバタしながら、ぎゃーぎゃー泣きわめく。
朝っぱらから、近所迷惑な親子です。
申し訳ありません m(_ _)m
* * *
今日も、朝起きるなり、いつもの駄々をこねるときのわがままな声を聞いて、パッと怒りが湧いてくるのを感じた。
息子が起きて来るまで、とても心が静かだったから、「静かな意識の中に、荒々しい感情が突然わきあがってくる」のをはっきりと気づけた。
そして、次の瞬間に
「今わたしが怒ったら、ぎゃーぎゃー騒いで、本当に行けなくなる。今は眠くて身体がだるくて、機嫌が悪くて、面倒くさいと思っているだけだ。もともと行きたくなくて、『行きたくない』と言っているわけではない」
という内容がパッと頭に浮かんだ。
「行きたくないよ~~~」
と繰り返す息子。
ここで、いつものように、わたしが怒って行かせようとしてしまったら、息子のネガティブなエネルギーの火に油を注ぐことになる。
息子が気持ちを切り替えて「本来の行く気」を取り戻せるように対応しようと思いながら、話した。
「そうなんだ。でも、今日は休むなんて言ってなかったから、お母さん早起きして朝ごはんとお弁当を作ったんだよ。お母さん洗濯物を干しに行くから、ご飯よそっていい? ご飯は普通? 少し? いっぱい?」
息子は、ぐずりながらも
「普通」
と答えた。
ご飯をよそってから、洗濯物を干しはじめると
「いただきます」
と息子の声が聞こえた。
ご飯を食べ終るころには、 「本来の行く気」を取りすことができたらしい。
すっかり気分が良くなってきて、元気に出かけて行った。
* * *
いつも息子の怒りの感情のエネルギーに巻き込まれてしまい、冷静に対応できなくなり、事態はますます悪化した。
そのたびに反省して、「感情的に子どもを怒るのはもうやめよう!」と何度、決心したことか……。
今日の対応にも改善するところは色々あったけれど、「わたしにしたら上出来だった」と認めよう。
そして、反省点を今後に生かしていこうと思う。
。 。 。 。 。 。 。
アダルトチルドレンの特徴のひとつに、相手の感情を自分の感情のように感じてしまって、無意識に相手の感情に巻き込まれてしまう「情動感染」があります。
「息子の言動に対して、腹を立てている自分」
「ネガティブな気持ちになって、騒いでいる息子」
それぞれが別々なのに、ごちゃごちゃになって混ざり合ってしまうから、収集がつかなくなる。
けれども、相手が感情的になっているときに、「自分が今どう感じているのか」を俯瞰して客観的に観ることができれば、感情に巻き込まれないでいられる。
そして重要なことは
ネガティブな感情や思考(ポジティブな感情や思考であっても)は、今この瞬間に、心の中に現れてきているだけ。
つまり、「相手自体」や「自分自体」が、「ネガティブな感情や思考」とイコールというわけではない。
だから、相手や自分の「本来の純粋な想い」に気づいていることが大事なのだと思います。
。 。 。 。 。 。 。
明け方から雲ひとつない晴天
この夏最後の赤木川での水泳の授業
最高に楽しいといいね
「いいなぁー川水泳 お母さんが代わりに行きたいわぁ」
息子も笑った
夏休み中に立ち寄った
赤木川の潜水橋の川原にて
ほんとうは
みんなと一緒に
大好きな川に行きたいんだもんね
純真な望みを叶えるためには
苦しくても頑張ることが
必要なときもあるよ
自分のほんとうの気持ちを
大切にしながら
生きていってね
*・。*゜・。・o゜・。*゜・。・o *
エゴにとらわれて
あなたの真心を
大切にできないことばかりです……
ごめんなさい
ゆるしてください
ありがとうございます
愛しています
*・。*゜・。・o゜・。*゜・。・o *
2017年9月2日の日記
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