夢を実現 ☆ 山里で古民家の改築にチャレンジ


移住前に東京での移住促進セミナーで、先輩移住者や定住促進の担当者から、移住についての体験を聴きました。


そこで、「団地に移住して田舎暮らしに慣れてから、古民家を改築して引越しをされた先輩移住者が多い」ということを知りました。


移住先を検討しているうちに、「わたしたちも山里の古民家を改築して暮らしたいね」と自然と思うようになっていました。



わたしたち家族にとって山里暮らしは全く初めての経験ですし、息子は小学一年生と1歳1ヶ月なので、まずは小学校の通学にも便利な定住促進住宅の団地に移住してきました。


そして、移住推進の担当の方に古民家の物件を紹介していただくのを待っていたところ……


5月14日に、新宮市熊野川町の集落に空き家物件が見つかったことを知らされました。




物件を見せていただいたら、見晴らしの良い高台(というより山の上)にあり、広い縁側があり、家の前には広い畑があり、伏流水が流れる沢から水を引いて使えるようになっていました。


しかも、古民家の空き家物件では珍しく浄化槽付きのトイレがあり、お風呂は薪とガスの両方で沸かせるようになっていて、まさに希望していた通りの物件だったんです!


池のある裏庭と畑の方に

沢の水が蛇口から出るように

引いてあります




希望していたって、そーんな都合のいい物件なんて巡り合えないわよね……

とも思っていましたが


それでも、なぜか、きっと夢が叶う気がしていて……

想像を膨らませつつ楽しみに待っていたのでした




実は、わたしはこれまでに色々あり、何度も引っ越して来ました。


その度に、必ず気に入らない所があって

「あああ~、ここがこうだったら、良かったのに~。今度は、ああいう家に住みたいな~」

と毎度毎度、ブツクサと愚痴りながら思っていました。




「人生は山あり谷あり」と言いますが……

わたしの場合は今振り返ってみても、子ども時代からずっと、呆れるほどのマイナス思考にどっぷりハマっていることが多かったことに気づきました。


罪悪感があったため、山のてっぺんで清々しい気分を味わっていられずに逃げだして、谷で鬱々と悶々とした気持ちを味わうことを自ら無意識に選んでいたんだと思います。。。




まず実家にいた子どもの時から

「あああ~、こんな木造のボロ屋は嫌だな~」

と、いつも思っていました。


実家を出てからは

「あああ~、駅から遠くて、通勤や買い物に不便だな~」


お次は

「あああ~、お風呂とトイレに窓がないから、カビて嫌だな~」


お次は

「あああ~、北向きの部屋だから、日当たりが悪くて洗濯物は乾かないし、寒いし嫌だな~」


お次は

「あああ~、南西の角部屋、しかも最上階! 冬はぽかぽかだけど、夏は地獄のようだー!」


お次は

「あああ~、1階だから、湿気が多くて嫌だな~」


お次は

「あああ~、断熱材がなくて、外気温と同じくらいに冷えてしまう! 寒すぎる~」


お次は

「あああ~、1階で日当たりが悪いから夏は涼しいけど、冬のあいだは布団も干せないし、洗濯物が乾き難い~!

早く日当たりがいい2階の部屋に引越したいよー!

恐ろしい害虫が隙間から入り放題のぼろマンションなんてゴメンだ!」




こんなわたしに、夫が言いました。


「嫌なところがあるから、別のところに行こうとしても、また違う嫌なところがある家にしか住めないよ。


今の環境で満足して、はじめて希望が引き寄せられるようになって、夢が実現する。


夢が実現したとしても、必ず何らかの妥協は必要だよ」


こういう内容の話だったと思います。



そぉかぁ~

そうだよね……

不平不満に意識を向けているわけだから

そりゃあ、不平不満を感じる現実を体験し続けるわけよね……



そっかぁ!

恐ろしい害虫がいる古いマンションからは、一刻も早く逃げ出したいのは山々なんだけど!


この部屋での、家族みんなでの、この暮らしは今しかできないんだし、今のわたしたちにとっての最高の体験なんだよね……

とにかく、こうして家族が元気なのも、この部屋で暮らせているお陰なんだしね……



そう!

今ある喜びに意識を向けると、どんなに自分が恵まれていてしあわせなのかに気づけるものですね!



そうやって、喜びや感謝に気づいて感じていると、ネガティブな潜在意識を浄化し、自ずと純真な心が目の前の現実に反映してゆく☆.。.:*・


☆ 現実は、自分の心を映し出す鏡 ☆




移住する1年前、東京の日当たりが悪いマンションにいた頃……


「今あるすべてに感謝でいっぱいの気持ち」をしみじみとあじわいながら♪

日当たりの良い、風通しのいい広い部屋で子ども達とくつろいでいるイメージを楽しんでいました。



だけど結局のところ、ほんとうに自分が望んでいたのは鉄筋コンクリートでできた高級マンションではなかったことに、やっと気づけた!!!(笑)


興味津々で

チェックして回るあいちゃん♡





ただ、古民家は5年も空家で、雨漏りもしていたので、湿気で床が駄目になっていたり、予想以上の改築が必要です。


住めるようになるのは、いつの日か?


もう少し涼しくなったら、屋根と床と壁を全部とっぱらってみる予定です。


古民家を住み心地よく、しかもかっこよく (?) 改築するのが、夫の楽しみだったので、とことんできるこの家を引き寄せたんですね……きっと♪




せっかく畑付きの家を借りられたから、できるだけ早く自然農の畑を始めて、少しずつでも自給できるようになりたい!


生い茂ったアシを刈って、種が蒔けるように頑張っています!


お父さんの草刈の動きを

真似するあいちゃん♡





不耕起の畑をしたいけど、硬い根が張っているから、除かないと無理なようです。


日中はとにかく蒸し暑いから、早朝に長男も手伝って草刈しています。


アシの根や石ころやビニールのある所を

お父さんと一緒に

一所懸命に耕す誠



  長い棒をかっこよく持つ!? 一歳児



2017年8月23日の日記



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